KRK加圧レファイナー

世界的な省資源化、無公害の要請により、機械パルプ特にTMPの近年に見られる進歩には目覚しいものがあります。世界的に研究開発分野においても多くのデータが報告され、RPM、ストーンGPに対しても本質的に優れていることは何人も否定し難く、世界の多くの工場においてTMPプラントが設置され、稼動しています。
　弊社は、1975年紙パルプ業界の要請に基づき、パルプ化技術の豊富な（株）日本紙パルプ研究所と、従来からKRK常圧レファイナーとしての実績と経験に基づき、共同で開発されたレファイナーです。
　本機は実験室において工場操業と同じ条件を設定し、チップを短時間スチーミングして、加圧下でレファイニングする装置で作業性、再現性を特に留意した実験機です。

参考規格 :

スペック

型式(レファイナー部)	シングルディスク型、バッチ式	モータ(レファイナー部)	3相 200/220V 50/60Hz 45kW
磨砕プレート寸法(レファイナー部)	305mm	プレート回転数(レファイナー部)	3,000rpm
プレート平行調整(レファイナー部)	3点支持方式	プレート間隙調節(レファイナー部)	スクリュー式　最小目盛0.01mm
接液部(レファイナー部)	SUS-316,SCS-14	伝動方式(レファイナー部)	ベルト駆動
槽容積(原料加熱部)	6Ｌ（O.D. 1kg）　オプション10L	フィダー型式(原料加熱部)	スクリューフィダー
フィダーモータ(原料加熱部)	3相 200/220V 0.2kW又は0.4kW	接液部(原料加熱部)	SUS-316,SCS-14
ポンプ型式(磨砕濃度調節部)	プランジャ式定量ポンプ	ポンプ吐出量(磨砕濃度調節部)	0～2L/min 無段変速
ポンプ吐出圧(磨砕濃度調節部)	MAX 10kg/c?	ポンプモータ(磨砕濃度調節部)	3相 200/220V 0.4kW又は0.75kW
希釈水昇温方式(磨砕濃度調節部)	スチーム熱交換器	電源(磨砕濃度調節部)	3相　200/220V 50/60Hz 160A
冷却水(磨砕濃度調節部)	水道水	外形寸法(磨砕濃度調節部)	2,920×1,200×2,580mm