レファイナープレート

  • パルプ・チップ試験機 / 叩解
  • 製品番号 No.2501

プレートのパターン、材質はパルプの品質に対してのみならず、チップの供給可能量、電力使用単位にも密接に関係します。それらの選定は経験と実績に基づいて行われています。
 一般にプレートの基本的形状は2つのセクションに分けられます。チップが粗砕される粗砕ゾーン(Breaking Zone)と完全離解と叩解を行う精砕ゾーン(Refining Zone)です。 プレートの材質はステンレス系の高クローム合金が用いられています。
 プレートは6枚1組となっており、片側3枚が1セグメントを形成し、回転側、固定側の2セグメントから成っていす。形状は写真の通りです。
A・B 中砕用でチップより直接繊維状にするまで叩解可能であり「A」は円周線を設け磨砕力を強力にし、「B」は排出を容易にしました。
C・I 粗い刃数で角のあまり鋭くない斜めの刃で繊維を切断することなく粗い原料を離解するのに有効です。「I」は円周線を設け「C」は縁がありません。
D・H 精砕用で繊維の切断が少なく強度の向上を希望するときは有効です。「H」は円周線を設けています。
E ラフィネーター型の形状で実機との相関をもたせブレーカーゾーンの流れを良くした型です。
F このプレートは溝の各所にダムを有する特殊なものでレファイニングゾーンの滞留時間が比較的長くカッティング作用を高めています。
G ラフィネーター型と同じ形状を有し実機との相関をもたせ磨砕作用は強力です。
J 精砕用で円周付近で急激に磨砕される為に比較的カッティングが少なく高強度のものが得られた特にTMP用に有効です。
K 合成パルプの単繊維分離用に考案されたプレートです。
※各プレートの特長は代表的なもので原料の材質、磨砕濃度、プレート間隙より差異が生じる場合がありますので予めご承知下さい。

参考規格 :

スペック

プレート直径 305mm 材質 ステンレス系耐摩耗性材
外形寸法 260×115×15mm 重量 1.5kg×6枚

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