紙・板紙試験機 / 衝撃強さ・はく離強さ
- No.2107
- [JIS]
- [TAPPI]JTAPPI?19-2-2000
- [ISO]
板紙は印刷、断裁、製函作業時に層間強度が問題視され、加工上重要な特性です。従来より種々な試験法により評価されています。 本機は抄き合せ層間のはく離強さを試験するもので、水平方向に摺動する一対のチャックがあり、試験片の一端にはく離荷重を加える振子、他端チャックに一定速度で移動する駆動装置を連結する機構になっています。 先ず試験片の一端から20mmの長さにわたって層間をはがし、はがした部分を各々の外側に折り曲げてT字形とし、はがした両部分を両つかみ部で固定し、モータにより徐々につかみを移動し、試験片のはがれ始めてから約20mm、40mm、60mmの位置においての荷重目盛を読取ります。
J.TAPPI 19-2-2000