趨勢が求める新製品の創造に取り組む 熊谷理機工業株式会社
エルメンドルフ引裂度試験機（デジタル表示式）
- 紙・板紙試験機 / 引裂強さ
- 製品番号 No.2033
- 紙・板紙試験機 / 引裂強さ
- 製品番号 No.2033
本機は紙の引き裂きに対する抵抗性を測定するもので、新聞用紙などの印刷用紙や紙袋用紙、包装用紙など使用中引裂応力を受ける紙の評価に使用されます。引き裂き強さは紙層から繊維を引抜く仕事と繊維を切断する仕事が含まれており、一般に繊維長が長い程強く、叩解が進み繊維間結合面積が増し最適面積が過ぎると、引張・破裂強さの傾向とは逆に強度は低下します。 本機は、紙、板紙、繊維、プラスチックフィルム等様々な試料を、付加重錘（オプション）をつけることにより、広範囲に測定できます。空圧式試料クランプにより操作性が優れ、測定値は16枚当りに計算されて表示されます。
参考規格 :
- [JIS]P-8116-2000
- [TAPPI]T414om-98
- [ISO]1974
スペック
| 振子容量 | 標準型（試料1枚当たりの強さが0～1,000mN） 重荷重型（試料１枚当たりの強さが0～2,000mN） 付加重錘（オプション）の容量を容量設定スイッチで切替可能 |
精度 | ±1％ |
| 試料クランプ | 押しボタン操作によるエアークランプ方式 | 試料枚数 | 試料を何枚重ねて引き裂くか、その数を設定する 設定可能な枚数は1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 10, 12, 14, 16（枚） |
| 坪量の入力 | 坪量を入力すれば比引裂値を表示 | エラー警告 | 引裂値が20～80％の範囲に入らない場合にエラー表示 |
| 振子摩擦表示 | 振子の回転摩擦が許容範囲内にあるかどうかを表示 | “0”点自動補正 | 振子を素振りさせ“0”補正スイッチを押すと、自動的に補正 |
| データ表示 | 引裂値、比印裂値を切替えスイッチで表示 | 単位切替 | SI単位とg単位が切替可能 |
| データ出力 | RS-232C方式 | 電源 | 100/110V 50/60Hz 1A |
| エアー源 | 0.5～0.6MPa | 外形寸法 | 520×370×660mm |
| 重量 | 22kg |
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