ＪＩＳ印刷適性試験機（1軸型/2軸型）

製紙および印刷工程において、紙の表面強度を測定する指標として、従来より広く利用されてきた方法がこのIGT印刷機法です。印刷結果により迅速に、適確に予知でできるこの方法は管理上とても有用です。この目的で簡単且つ取扱容易な試験機が各所で採用され、JIS試験法に標準化されています。その特長は印圧、インキの厚み、バッキング、印刷速度が一定に保たれ、しかもそれらを簡単に変えることができ、少量のインキと紙があれば短時間に測定することができます。

<適用される試験>
(1)ピッキング抵抗
(2)印刷濃度
(3)印刷色相
(4)印刷初期のインキ浸透性の評価
(5)乾燥時間測定
(6)紙の平滑度

参考規格 :

[JIS]P-8129-1998
[TAPPI]UM591

スペック

印刷版面	巾10mm×長さ200mm 巾20mm×長さ200mm	印刷圧力	0～760N 全圧
印刷速度	振子 0～1.25m/sec スプリングドライブ 0～3.7m/sec	外形寸法	印刷機380×240×390mm スプリングデバイスドライブ 170×100×390mm
重量	印刷機22kg　スプリングデバイスドライ3.8kg