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紙層分離

国内外の製紙業および製紙技術の発展とともに、市場には多様な紙質の商品が出回るようになりました。これにともない、試験機にも多様な品質チェック機能の付加が要求されるようになっています。
熊谷理機工業では、紙の特性やニーズにあわせてさまざまな観点から紙や板紙の詳細な測定ができる製品をご提案しています。

紙層分離

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KRKシートスプリッタ
紙・板紙試験機 / 紙層分離
  • No.2086
  • [JIS]
  • [TAPPI]UM576
  • [ISO]
本機は紙を複数層に分割し、横断面の総合的地合、接着剤、インキ、カラーの浸透性の分析等、シート構造の研究に用いられます。原理は0℃以下の温度に冷却された一対の金属ロール間に水に浸した紙又は板紙を繰り入れ、ニップをかけることによりシートの両面が凍結し、内部が裂かれて2枚の凍結シートに分割され、附属のドクターにより採取されます。 本機の使用により、従来の方法(ミクロトーム、カミソリの利用など)より均一で大きな試験片を得ることができ、地合、ワイヤーマークの程度、紙層間における繊維長分布、填料分布など抄紙上の特性及び印刷インキの浸透状態の観察など種々な研究目的に使用することができます。 試験片の水浸により物性の変化を来たす恐れがある場合、粘着テープ法により同様にはく離試験が可能です。

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