紙・板紙試験機 / 剛度・こわさ
- No.2049-D
- [JIS]L-1085-1998,L-1096-2010
- [TAPPI]T-543om-22
- [ISO]
本機は紙、フィルム、不織布等のこわさ或は柔軟度を測定するもので、試験片の大きさ、及びおもりの組合せにより広範囲のこわさを測定することが出来ます。 その構造は移動クランプに試験片の一端を固定し、他端を測定用振り子の上端に6.4mmの深さで接触させます。次に試験片を取付けた可動アームをゆっくりと動かし、荷重の増加と共に試験片が撓むことにより振子が傾き、最終的に試験片が振子より離れます。その際の振子の最大回転角をセンサで捉え、“こわさ”を算出して表示します。 従来の電動式に比べ、試験片サイズや取り付けたおもりの位置と重さ等による繁雑な計算作業から解放され、こわさデータの正確さ、迅速化を計り、試験研究部門の生産性向上に繋がります。