極軽荷重耐折度試験機

  • 紙・板紙試験機 / 耐折強さ
  • 製品番号 No.2015-UL

紙が使われてから約200年間に亘り、酸性抄紙は保存中にボロボロになるのではないかと心配され、図書館の蔵書ばかりでなく、各個人の図書にもその影響が及ぶ可能性を含んでおり、酸性紙の代替として早くより中性紙が製造され普及しています。その劣化の程度を評価する測定機として、この目的に合致する機種が未だ無いのが現状であり、従来のMIT耐折度試験機ではその張力が高く、しかも軸の摩擦等により劣化紙間の差異を評価するのが困難です。 当社は、前東京農工大学大江教授殿の御指導により極軽荷重領域に於ける耐折度試験機を製作しました。 その構造は従来のMIT耐折度試験機の原理を採用し、死荷重による張力付加方式に切り替え、しかも測定精度の向上のため軸摩擦を完全に除去する機構になっています。

参考規格 :

スペック

折り曲げ機構 折り曲げチャック、折り曲げ機構原理はMIT耐折度試験機に準ずる
チャックは標準型(0.25mm)
試料 巾15mm×長さ100mm
試料テンション 20, 30, 50, 70, 100g テンション負荷 重錘垂下方式
折り曲げ角度 左右 135±2° 折り曲げ回数 デジタル表示 光電センサーによるカウント
試料切断時にカウント、モーター自動停止
電源 100/110V 50/60Hz 1A

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